2006年04月03日

ナルニアが「ある」か、「ない」か

 映画の感想をアップした後で他の方の感想を見てみたけど、否定的な見方をされている方が多くて驚きもし、悲しくもなった。もちろん、それぞれ好みがあるからいろいろな見方があるというのはわかっているけど、あまりの書きように滅入りそうになった。

 そして思ったのは、これはその人の心の中にナルニアが「ある」か、「ない」かにかかっているのではないかということ。「子どもだまし」にしか見えないのは、その人の心の中にナルニアがないからかもしれない。

 ナルニアを最初に読んだときには「子どものころに出会いたかった」というのが正直な感想だった。そのときのわたしの心の中にはまだナルニアがなかったのだろう。

 今、わたしの中にナルニアが「ある」のは、心の中にナルニアがある人と出会ったおかげである。

 ナルニアを読んだことがないけど映画を見て心を動かされた人は、心の中にナルニアの種があったのかもしれない。

 映画をきっかけに、ナルニアが少しでも多くの人の心に「ある」ようになればと願う。
posted by 如月 at 19:50| Comment(3) | TrackBack(0) | ナルニア

2006年04月02日

映画『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』

 映画『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』を見てきました。最初から最後まで泣きっぱなしでした。

 冒頭の空襲の場面は賛否両論あるようですが、わたしはあの場面は導入としてとてもよかったと思います。後に起こるきょうだいの確執の前奏曲とも言えるし、親元を離れて疎開する子どもたちの気持ちにすんなり入っていけたから。原作では語られていない詳細を大画面であらわしたことで、イメージを描く一助になるのではないかと思います。

 処刑の場面は読むのがつらくてざざっと流していましたが、改めて見てみると、聖書をきっちり踏まえているのがよくわかりました。このあたり、唐突だと思われたり、受け入れにくいと思われる方も多いかもしれません。

 ルーシィのくるくる変わる表情も、エドマンドの翳りのある演技もよかったけれど、わたしはやはり、長子、長女としての責任感を感じさせるピーターとスーザンが好きです。

 ビーバーさんとビーバー奥さんはイメージどおりでした。ビーバーさんの甲冑姿がらぶりー♪ Leonさんのブログで読んで、これは見所の一つだと密かに思っていましたが、期待以上のすばらしさでした。

 タムナスさんが何だかアブナイ感じがして、うちの娘には近づけたくないと思ってしまったのが残念です。もう少し素朴なイメージだったのです。イケメンすぎたのでしょうか? タムナスさん、好きだったのに……。

 白い魔女は原作で読んでいたのよりもずっとかっこよかった! まさに氷のようでしたね。強いし。

 ナルニアの冬は荘厳で神秘的でしたし、雪解けは命の喜びに満ちていました。白いユニコーンに乗ったピーターのりりしかったこと!ユニコーンの駆ける姿はほんとうに美しいですね。エドマンドと白い魔女の対決もすばらしかった! 作者はエドマンドに酷過ぎはしないかと思いましたが、あの場面ですべて報われたような気がします。

 エンドロールのあの場面もよかった! 『魔術師の甥』から『さいごの戦い』までの長い物語とルーシィたちのこれからに思いを馳せてしまいました。

 ディズニーくささがあったらいやだなと案じていましたが、そんな心配は無用でした。とっぷりとナルニアの世界にひたってきました。

 これは次作以降も期待していいかもと思っています。
posted by 如月 at 17:00| Comment(4) | TrackBack(1) | ナルニア

2006年03月20日

『ナルニア国への扉〜C・S・ルイス』

間もなく『ナルニア国への扉〜C・S・ルイス』が刊行されます。

narnia-door.jpg

 翻訳はアンをテーマに執筆されているフリーライターの奥田実紀さん

 子ども向けのわかりやすい伝記だそうです。
posted by 如月 at 20:07| Comment(5) | TrackBack(0) | ナルニア

2006年03月09日

”ナルニア国物語”の世界展 今後の開催スケジュール

”ナルニア国物語”の世界展 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」

 今後の開催スケジュール

 
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2006年03月07日

第2期もコンプリート!

 クーポン券を握って最寄りのマクドナルドへ。アスランだけ終了と言われ、愕然とする。ここまで集めてアスランだけないというわけにはいかない。とりあえず3セット買って帰宅し、飲み物を冷蔵庫に入れて出直し。一つ先の駅まで行き、アスランGET!

 コンプリート!!
posted by 如月 at 17:07| Comment(3) | TrackBack(0) | ナルニア

2006年03月04日

第1期コンプリート!!

タムナスさんとルーシィ

ビーバーさんとエドマンド

背面

 第1期は3月2日終了だったので、もうないものと諦めてましたが、「どれでもお選びいただけます」と言ってもらえたので、4つまとめて頂戴してまいりました。嬉し〜?n?[?g?????i?????n?[?g?j?h?????n?[?g???n?[?g
posted by 如月 at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | ナルニア

2006年02月19日

世界ふしぎ発見!

『世界ふしぎ発見!』、昨夜のテーマは『ナルニア国を探して』でした。オクスフォードとアイルランドの風景は、見ているだけでため息が出ます。キルンズ荘は、まさに絵葉書のようでした。アイルランドの語り部リズさんは、見事な赤毛でした。先日読んだ『アイルランドの柩』を思い出し、ぞくっとしました。

 うらしまさんが書かれていたイタリアの町ナルニの聖女ルチアのことにもふれていました。ルーシィの名は「光」を意味するルチアから来ており、光の子ルーシィは皆を先導する役目を担っていたというようなことを言っていました。

 わたしのコメントも的はずれではなかったようですね(^^)。
posted by 如月 at 15:10| Comment(3) | TrackBack(2) | ナルニア

2006年02月11日

ハッピーセット

 マクドナルドのハッピーセットにナルニアが!

 2月24日(金)からだそうです。

 昨日入っていたクーポン券付チラシに詳細が載っていました。

 
posted by 如月 at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ナルニア

2005年05月26日

カラー版ナルニア国物語

 今日、『ライオンと魔女』発売だそうです。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/narnia/top.html

 映画のチケットよりこっちの方が欲しいかも(^^;)
posted by 如月 at 16:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ナルニア

2005年05月04日

『ナルニア国物語』映像解禁

 今日の朝刊に全面広告が出ていました。第1章 ライオンと魔女撮影完了。全世界に先駆け、映像解禁だそうです。

チェック1
 5月6日(金)めざましテレビにて《初映像》日本独占放映!(フジテレビ系列にてAM5:25〜8:00)

チェック2
 5月8日(日)正午よりYahoo!JAPANで独占《映像》配信! http://narnia.yahoo.co.jp/

チェック3
 5月28日(土)より劇場予告編《独占》上映! 東京丸の内ピカデリー、大阪梅田ピカデリー、大阪梅田ブルクにて

 6月18日(土)よりオリジナル携帯ストラップつき特別劇場鑑賞券発売開始!
 光るクリスタル・ストラップはアスラン、白い魔女の2種

 何だかお祭りみたいなにぎやかさですね(^^;) 中身はどうなのか、気になります。

 
posted by 如月 at 18:00| Comment(11) | TrackBack(0) | ナルニア

2005年04月26日

ターキッシュ・ディライト

 先ごろ、拙サイトにTBいただいたyagmurさんに素敵なサイトを教えていただきました。

 ロクム(Lokum) /  ターキッシュ デライト(Turkish Delight)

  昨年、ERCで『ナルニア国物語』を原書で読んでいたとき、話題になっていたターキッシュ・ディライト。やまねこ翻訳クラブさんのお菓子掲示板でも取り上げられていました。いろいろな説が出ていましたね(^^;) だけど、結局どういうものなのか、わからずじまいでした。 

 ご紹介いただいたサイトを見せていただいて、やっと腑に落ちた感じがします。きれいでおいしそうですね。これならエドマンドが誘惑されたのも納得できます。

 日本でも味わえるのでしょうか?
posted by 如月 at 19:29| Comment(7) | TrackBack(0) | ナルニア

2004年12月06日

ナルニア映画、2006年春公開!

 昨日の朝刊の真ん中2面を使った大きな広告、「ディズニー映画化決定!」
『ナルニア国物語/ライオンと魔女』映画化のお知らせです。

「世界中のアダムのむすこさんたち、イブのむすめさんたちに捧ぐ」、このキャッチはいいですね! 

 全米公開は2005年12月、日本公開は2006年春。まだまだ先の話です(^^)

 特別劇場鑑賞券は昨日より先行発売開始とのこと。全国限定2000枚『ナルニア国物語』卓上カレンダー付きで税込み1300円だそうです。全国で19カ所の指定劇場のみの販売です。もう売り切れたかな?
 
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2004年10月14日

添削メルマガでナルニア

 バベル翻訳大学院(USA 「翻訳の楽しさを広める研究会」)発行の『添削メルマガ「翻訳は楽しい!」』、今月の課題はナルニア国物語。毎週金曜日発行です。

 訳は瀬田さんの訳書を参考にという手もありますね(^^;)
posted by 如月 at 19:57| Comment(2) | TrackBack(1) | ナルニア

2004年07月27日

影の国よ、さようなら ブライアン・シブリー著 中尾セツ子訳

 ERCで5月から『ナルニア国物語』を読んでいて、作者C.S.ルイスその人についても興味がわき、アマゾンのユーズドで入手した本。

 わたしはC.S.ルイスがクライヴ・ステイプルズ・ルイスの略であることも知らないほど、ルイスについては無知であった。読書会が始まってからウェブサイトを検索してルイスの生涯について調べてみたが、やはりそれでは断片的な情報しか得られないような気がして、まとまった形で読んでみたかったのである。

 ルイスの生涯についてはたくさんの著作が出版されているが、書名を見ているとどうも難しそうでなかなか手にとる気になれなかった。その中でこの本を選んだのは、ナルニアの書名が章名の中にあったのでわかりやすいのではないかと思ったこと、そして、ルイスと後に妻となったジョイとの出会い、結婚、そしてその死に焦点を当てていたからである。

 ジョイの死について書かれている章を読むのはつらかった。昨年秋、保育所仲間が闘病の末、ジョイと同じく学齢期の子を遺してがんで亡くなったからである。ジョイの苦しみと死を描いた箇所では、亡くなった仲間の心を残した死に顔が思い出されてたまらなかった。だからこそ、ジョイとルイス、そしてジョイの連れ子である子どもたちが死をどのように受けとめたのか、息を詰めながら読んでいた。

 ルイスほどの人――あれほどの作品を著したキリスト教思想家であっても、魂を分け合ったジョイの死後、その心に迷いが生じたことは、わたしにとって大きな慰めである。ならば、わたし如きが迷ったり、混乱したりするのは当たり前ではないか、そう思えただけでもこの本はわたしにとって得難い賜物であった。

 そして、ルイスはやはり心底からのキリスト者であったと確かめることができたのもありがたかった。『ナルニア国物語』はいろいろな読み方ができる作品だが、わたしにとってはやはり、ナルニアはキリスト教のアレゴリーであるというのが根本にあり、それがナルニア国物語の本質だととらえている。その本質をきちっと把握していないと、特に最終巻『さいごの戦い』を理解するのは困難だと思う。いや、そうとらえてはいてもとらえきれないのがナルニアのおもしろさであり怖さなのだが。

 原題は"SHADOWLANDS"。邦題は後に『永遠の愛に生きて』と改題されている。映画"SHADOWLANDS"(邦題『永遠(とわ)の愛に生きて』)のもとになった本。

 訳者は聖心侍女修道女会のシスター。文学博士号を持ち、訳出当時清泉女子大教授とのことである。
 

 
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2004年07月26日

東の海 東の空

 ナルニア国物語"The Voyage of the Dawn Treader"を『朝びらき丸 東の海へ』とされた瀬田さんの訳に敬服する。

 では、なぜ、東の海なのだろう? そんな疑問がずっとひっかかっている。なぜ西でなく東なのか?
 
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先だって進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアとともにおられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬(もつやく)を贈り物として捧げた。
マタイによる福音書2章 9??11節


 だから東へというのは、これはわたしの勝手なこじつけかもしれない。けれど、やはり、カスピアンやリーピチープが目指したのは、あくまで「ひんがしのいやはての国(the utter East)」であったことにこだわっていたい。
posted by 如月 at 11:06| Comment(4) | TrackBack(0) | ナルニア

2004年07月24日

ナルニア??渇いているなら、飲めばよい??

"Silver Chair"『銀のいす』第2章で、アスランはジルにこう声をかける。
"If you're thirsty,you may drink." 「のどが渇いているなら、飲めばよい」

 「『渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人のうちから生きた水が川となって流れ出るようになる』イエスは、ご自分を信じる人々が受けようとしている霊について言われたのである。」 ヨハネによる福音書7章37??38節


 そのままではないかと思う。
posted by 如月 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ナルニア

2004年07月17日

8歳が読むナルニア 2

 ピーターとスーザンとエドマンドとルーシィいう4人きょうだいがおってな。大きなお屋敷に行ってん。そこで、ルーシィが衣装だんすに入ったらナルニアって国に行ってしもて、そこで、フォーンのタムナスさんに会うてん。タムナスさんは白い魔女の手伝いしとって、それがいやでそれがいやで泣いたから、ルーシィがハンカチ貸したげてん。そのハンカチが魔女に見つかって死刑にされた(石になった?)って、ビーバーさんが言うてくれた。


 河内版ナルニア? 変換にちょっと時間がかかりました(^^;) 標準語に翻訳しなくても大丈夫ですよね?

 タムナスさんのことは最初は「ヤギさん」でしたが、今度は「フォーン」と言っていました。

 
posted by 如月 at 11:04| Comment(2) | TrackBack(1) | ナルニア

2004年07月16日

そのひとだけの話


 温かさだけではなく厳しさをも兼ね備えた魂の指導者、アスラン。その語りかける言葉の中で、今、最もわたしの心に響いているのはこの言葉。

"I tell no one any story but his own."


"The Horse and his Boy"『馬と少年』11章でアスランがシャスタに語った言葉。

「わたしは、そのひとにはその人だけの話しかしないのだ。」『馬と少年』岩波少年文庫 243ページ


 わたしに何を語りかけておられるのでしょう?
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2004年07月14日

8歳が読むナルニア 1

 8歳の娘が『ライオンと魔女』を読み始めています。この子はまだゆっくりしか読めませんので、長期シリーズになると思います。

 5章まで読みました。

「プリンのとこは読んだ。エドマンドは魔女にだまされてるって知らんかったから、たくさん食べてしもたんやな」

 きょうだいでも年齢、性別、性格でとらえ方が違うのですね。
posted by 如月 at 20:43| Comment(6) | TrackBack(0) | ナルニア

2004年07月09日

古い人を脱ぎ捨てて新しい人に

ナルニア??古い人を脱ぎ捨てて新しい人に??

 『朝びらき丸 東の海へ』ドラゴンになってしまったユースチスのもとにライオンが来る。着ているものを脱げと命じられたユースチスはヘビの衣を脱ぐが、ひとりではすべて取り去ってしまうことはできない。ライオンはユースチスの皮をはぎ、水につける。すると、彼は――。

 だから、以前のような生き方をして情欲に迷わされ、滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、心の底から新たにされて、神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。エフェソの信徒への手紙 4章22??24節


 古い人を脱ぎ捨てるには痛みを伴うが、それは新しく生き直すためにはどうしても通過しなければならない過程である。アスランによって古い人をすべて脱ぎ捨て、命の水によって蘇ったユースチスは新たな生を生きる。
posted by 如月 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ナルニア